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連休最終日のためか、車は10台ほどとそれほど多くないが、県外ナンバーが多い。関東からも何台かあるところを見ると、人気が高い山であることがわかる。花の時期はさぞ凄い人出なんだろう。花の時期に登りたいような登りたくないような。
仕度をして7:30に登山開始。当初は娘と登る予定だったので、道の比較的なだらかな小田越コースを考えていたが、今回は一人なので最短距離の河原坊コースを選択。
最初に3度ほど渡渉箇所があるが、雨で増水でもしていない限り問題はない。沢から離れたら急登をグングン登っていく。足場が悪いとかのレポートを見たが、ザレ場ではなく、比較的大きな石で、足場は安定しており案外歩きやすい。斜度も一定なので、こういう斜面はけっこう好きかも。

森林限界が低いので、すぐに展望が開ける。対面にある薬師岳が美しい。
早池峰山は標高の割りには、岩場も多くアルペン的な高山の雰囲気がある。
先客の5グループほどを追い越し、山頂近くになると秋らしく、あたりが多少色づいてきた。
9:05あっけなく山頂到着。はるばる岩手まで来て登ったのに、ちょっと物足りない感じがするが、標高差900mに満たないので仕方ない。それでも独立峰であたりに高山がないため、展望はすこぶる良い。しかしなにぶん東北の山々はさっぱりわからん。西の高い山が岩木山だということぐらいはわかるが、はたして鳥海山はどれ?

山頂は20名以上おり、随分賑やかなので、50mほど西に歩いて、適当に静かなところでのんびり。天気は最高、暑からず寒からずで実に気持ちよい。山頂付近の木々はうっすら色づき、草も枯れ草色、本格的な秋ももうすぐそこ。やっぱり東北の山はのんびりしていていいなあ。

適当に30分ほど休んで、9:35 ゆっくり小田越に向かって下山。登りは自転車トレーニングのおかげで、息も切らさず登れるようになったが、下りの膝の負荷に耐えるようなトレーニングはしていないので、ストックで加重を分散させながら、慎重に下る。下山で膝を故障しては元も子もないからね。

花の季節にはあたり一面お花畑になるのでしょうが、既に花の季節は過ぎちょっと寂しい。それでも全体的に岩でゴツゴツした山容は意外と男性的で、振り返ったときの姿は美しい。

だらだらと歩いて、樹林帯に入ると小田越もすぐそこ。
小田越から舗装路を歩いて、11:20 駐車場到着。ありゃあ、半日もかからんかった。
けっして急いだわけじゃないんだけど、せっかくだから午後はあまった、遠野の観光施設券を使って、ふるさと村にでも行ってみるか。というわけで岳でそばを食べて、遠野に向かった。


参考タイム
河原坊(7:30) - 早池峰山(9:05-9:35) - 小田越(10:55) - 河原坊(11:20)
ふるさと村などという民家を移築した観光施設は正直期待してなかったんです。イラストの資料用の写真でも撮るくらいの軽い気持で入ったのですが、これがなかなか気持ちよい施設でした。
昔さながらに再現された、田畑の間にポツポツと民家が7棟ほど。これが実に美しくて気持ちよい空間になってます。連休最終日もあって人影もまばら。本当に100年前にタイムスリップしたような感じです。

そして民家の屋内に入れば、綺麗に片付けられた板の間や、懐かしい縁側が。私にはかすかに母方の実家が、こんなたたづまいだったような記憶があります。子供の頃は薄暗い屋内がなんとなく恐かったのですが、今見るとなんとも光と影が美しく思われます。こんな家なら確かに「ざしきわらし」もいるかもね。
ここは予約をすれば、そば打ちや陶芸、染物などさまざまな体験ができる施設です。こんな民家で一日のんびり、陶芸なんかをやってみたら素敵でしょうね。

たっぷり東北のふるさとを堪能したあとは、本日も水光園のお風呂で汗を流しました。
明日はいよいよ旅の最終日、鳥海山に登ります。ちょっと天気が心配ですが、とりあえず鳥海山の山麓の町、鳥海町に向かいました。
3日目に続く
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