| 埼玉の羽生ICから岩手の北上ICまで約420kmを北上し、そこから約40kmで遠野市に至る。22日の夜中に出発し、小雨降る中を途中仮眠しながら翌朝の9時頃、遠野市内の道の駅「風の丘」に到着。あたりの天気はすっかりは回復していた。
自転車を降ろし、道の駅の案内所で観光地図と、5枚つづりの観光施設利用券を、1050円で購入。観光施設を巡るなら、かなりお得でお勧めです。
まずは自転車で4kmほど西にある豪農の旧家千葉家を目指す。主要道の交通量は多めですが、わき道にはいればのんびりしたもの。稲穂が黄金色に色付き、途中の田園風景も素敵です。

さて、千葉家ですがお城とまでは言わないまでも、石垣が立派でなんだか砦のよう。さらにこの家はいまだ、現在住居として現役で使われているというから驚きです。家はとにかく巨大で、その迫力たるやなかなか凄い。ひととおり写真を撮りながら見学して、今度は道の駅の反対側にある、遠野市街地を目指します。
田園地帯からサイクリングロードをトコトコ走って、市街地へとやってきました。駅は観光駅らしくなかなかシックでしゃれています。そして駅前には話に聞いていた河童のオブジェが。ちょっと不気味でシュール、なかなかいい感じです。

さて駅からすぐそばにある、遠野昔話村へ。ここは遠野物語の作者、柳田國男ゆかりの宿が移築されたもので、そのほかに時代を感じさせる建物がいくつか建ち並び、散策するにはいい場所です。
なかでは、遠野の昔話を紹介したり、柳田國男ゆかりの資料が展示されたりと、どっぷり遠野の世界を堪能できます。10分間ほど上映される、座敷わらしの映像も楽しめました。すぐ横を流れる小川では山女やウグイの泳ぐ姿が楽しめます。
しばらく遠野市街を自転車で散策した後、遠野市郊外にある河童淵と伝承園へ向かいます。河童淵には、田園のわき道をのんびり走って、約5kmほどです。

河童淵は有名ですが、ううん・・・期待というか想像が膨らみすぎたためか、案外しょぼくてがっかりかも。これじゃ浅くて河童も泳げそうもない。昔はもっと深かったのかもしれませんが。河童のオブジェがたくさんあって、それっぽいと言えなくもありませんが。人も多く、この辺が一番観光地っぽいかな。まあ遠野に来たからには、外せないスポットではありますが。
次はすぐそばの伝承園へ。ここももそれなりに人出は多く、あまり落ち着かなかった。ただ御蚕神堂のオシラサマ1000体はちょっとぶきみで面白いかも。
伝承園の後は、たかむろ水光園へ。ここは市内の浄水場を利用してできた、ちょっと変わった施設。ここは民家の改修中で、施設見学はできず。でも日帰り入浴施設は営業中、お手頃なのでまた後でよってみることにする。

この後山口の水車を経て、遠野郊外の西からぐるっと田園巡り。残念ながら、あまり古い民家は残っておらず、民話の里遠野に期待しすぎるとちょっとがっかりかもしれない。また牧畜が盛んだったためか、日本家屋の脇に洋風な牧舎というなんともちぐはぐな家が多いのも難点。
しかし田んぼは手入れが行き届き非常に美しく、幹線道路以外の交通量はとっても少ないので、田園風景を楽しみながらのポタリングはうってつけだ。里の何処からでも眺められる、遠野三山のひとつ、六角牛山が美しい。残念ながら、これも遠野三山のひとつ、早池峰山は雲に覆われ終日見ることはできませんでした。

このあとまた遠野市街地に戻り、あまった観光施設利用券を利用して城下町資料館に入場。でもここはちょっと物足りないか。
結局5枚つづりで、4枚使用。あと一枚をどうしよう。
市街の大工町は、多くの寺が集まる寺町。裏手に回れば、住宅地に隣接し広大な墓地が広がり、独特な雰囲気。歴史を感じると言えなくもないが、お墓を散策するのはちょっとね。
この後さらに五百羅漢を訪ねてみたが、風化が激しく刻んだ像がよくわからない。ここもいまいちなスポットかな。
たっぷり遊んで、道の駅に戻るころには日も随分西に傾いていた。西日を浴びて、釜石線を薄緑の車両が通り過ぎて行く。
当初2日目は鳥海山の予定だったけど、遠野を巡るうちに早池峰山には、登らなければいけないだろうという気がしてきた。というわけで明日は早池峰山に登ろう。
この後先ほど行った水光園で、ゆっくり風呂に浸かって、1日目の疲れを癒した。
本日の自転車走行距離50km、案外走ったな。2日目に続く

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