平標
少し前は快晴のロングツアー平標からシッケイ沢を期待していたのだけれど、当日は冬に逆戻り。それでも午後からの天気回復を期待して、とにかく平標登山口に車を走らせる。高速を下りる少し手前から雨模様、三国峠に向かうと、4月とは思えない本格的な雪模様。こりゃ予想よりも厳しいかな。とにかく平標の肩くらいまでは行きたいなあ。
新潟県湯沢町 2006年4月9日

平標山(1983m)

■参考タイム
別荘地入口(7:40)-橋(8:15)-尾根取付1450m地点(9:30)-平標肩1800m地点(10:350-11:00)-(2本滑走)-ヤカイ沢中央(12:20)-別荘地入口(13:20)

 

昼前に雪はあがったが、相変わらず風が強い。先ほどまで雲の中だった松手山が顔を出す。それにしてもいつもながら全層雪崩のあとは凄い。

雪の降る中、平標へと向かう。昨夜からの新雪は10cm〜20cmほど。気温は高めなので、たいして寒くは無いが、少し風が強い。天気の回復を信じて黙々とヤカイ沢進む。そのうち大きなダケカンバやブナがルートに現れたら、向かって右手の尾根に向かって、30度ほどの斜面を登る。ここまで来ると雪質は4月とは思えないほどフカフカ。今日は案外めっけものかもしれない。

標高1800m弱、もう少しで稜線にでるところまで来たが、ここから先は風が猛烈に強くて、視界も不良。平標の山頂には何回か立ったことがあるので、特に無理することもない。仙ノ倉山の向こう、シッケイ沢はまたの機会に。この時点で気温は−7℃。真冬に戻ったような寒さで、急いで仕度をして滑降開始。
今日の雪質は、ガチガチアイスバーンの上に10-20cmほどの新雪が積もった状態。雪を押すとズリズリーと流れていく。あまり安定した状態でははいので、森の中を下るのが無難だ。適度の間隔のブナの疎林の斜面は、いつ滑っても気持ちいい。あっという間にヤカイ沢の底に到着。4月とは思えないフカフカパウダーに気をよくして、再度斜面を登り返し、もう一本いただき。
ヤカイ沢の底に着いた頃には、青空も見え始め気温も一気に10℃まで上昇。ここから先は重〜い悪雪に難儀しながら、駐車場へと滑り降りたのでした。もう少し早く天気が回復すれば、シッケイ沢へ行けたのに残念。もっともこの日はヤカイ沢も含めて雪崩がそこらじゅうで起こっていたようだから、オープンバーンのシッケイ沢に行けなくて良かったかもしれない。
久々のテレマーク、展望がなく達成感は無かったけど、今シーズン最後のパウダー、まずまず楽しかったかな。