秋色に染まる東秩父の山里
いよいよ我が家の裏山(といっても車で1時間弱)、奥武蔵の山々にも紅葉前線が到来。いい具合に色づきました。今週もいつものごとく、小川道の駅に車を停めて、奥武蔵の山々と山里を自転車で徘徊。このあたりは若い頃から、車やバイク、自転車でひっきりなしに走りまわったのだけど、春の花のシーズンと秋の紅葉シーズンは、なかなか味わい深いものがあります。また今回登った登谷山方面は、飯能方面ほど人が多くなく、植林も若干少なめで静かな紅葉が味わえます。車で走ればあっという間ですが、今回も自転車ならではの美しい風景に出会えた一日でした。
埼玉県比企郡小川町・東秩父村・寄居町 2005年11月27日

車やバイクではあっという間に過ぎてしまう風景も、自転車で登ればじっくり味わえます。登谷牧場のから釜伏神社方面の眺めも、じっくり見れば紅葉した木々が美しいんだなとしみじみ。牧草地以外は、ミズナラの大木があったりと、けっこう自然林が残っていたりします。(C)
小川道の駅(A)を出発して、小川町から東秩父村に入ったあたりの槻川。比企の里も紅葉まっさかり。 定峰峠に向かう道から、100mほど登ると、最初の山里、上ノ山にいたる。ここから山の中腹を北上し、和知場、堂平、白石、上ノ貝戸と山里を巡る。この辺は道がわかりにくいので、GPSでルート設定をしておかないと、迷いやすい。(B)
堂平はみかんの里。みかん狩りの家族連れで、随分賑わっていた。こんな日は、みかん狩りと紅葉の両方を楽しめ最高の一日でしょう。今度家族で来よう。みかんはおいしそうでした、小学生以上300円からということです。(B)
堂平で思いがけず、美しい棚田を発見。このあたりで美しい棚田は珍しいので、ちょっと得した気分。今度田植の頃や稲刈りの頃、写真を撮りに来よう。じっくりスケッチするのもいいかな。(B)
上ノ貝戸から山里を離れ、300mほど登ります。(B) 光の加減で、落葉で埋まった美しい小道。
登谷山の山頂は、林道からこんな道を500mほど。最後の急登は。自転車を担いでひーひー。山頂は登谷牧場から、歩いて登ったほうが良さそう。こちらからは舗装された急斜面を5分ほど。(C) 山頂から、東方面が大きく開けて、ごらんの大展望。空気が澄んでいたら、関東平野のはるかかなたまで見えるところだが、今日はかすんであまり遠くは見えない。(C)
山頂には鮮やかに染まったかえでの木が一本。そのほか大きなアンテナと建物が、かなり邪魔に感じるが仕方がない。展望はいいので、それなりに登る価値はあります。(C)
登谷牧場では、売店がありおいしい牛乳やソフトクリームを売っています。おおきなカエデやミズナラの木が美しい。(C) 牧草地のススキが黄金色に光り、風に揺れています。(C)
近くには1000年以上の歴史がある釜伏神社があります。山頂の神社らしく、雰囲気はなかなか良いです。しっかりお参りしてと。(D) 釜伏神社から少し進んだ所から見る、登谷山方面。山頂付近の紅葉の色づきは、植林の多い奥武蔵としては、なかなか良いです。(D)
釜伏神社から荒川方面へ下ると、風布(ふうっぷ)の里に出ます。ここは日本名水百選に選ばれた「日本水(やまとみず)」や観光施設「日本の里(やまとのさと)」、また観光みかん園などがあり、山にへばりついた山里にもかかわらず、大勢の人で賑わっていました。ここがこんなに人でいっぱいなのは、初めてです。九十九おりの道沿いに民家が並び、なかなかいい雰囲気の山里ですが、こう人が多くてはゆっくりしてもいられないので、そそくさと通り過ぎます。紅葉やみかん狩りの季節でなければ、こんなこともないのでしょうが。(E)
「日本の里」から見上げる風布の家並 「日本の里」を流れる清流、風布川。観光バスまで入って、随分多くの人が出ていました。
八高線沿いに、寄居町から小川町に抜ける五ノ坪の集落まで来ると、日もだいぶ傾き、少し物悲しげな里の風景が広がります。電車は通りぬけできますが、車は通り抜けることができないので、とても静かな隠れ里のようです。実際には、未舗装の林道で通り抜けられるのですが、わざわざこの道を通る人はいません。さらに今日は、途中道が崩れているため、車の走行は不可能でした。自転車なら通り抜け可能です。(F)
五ノ坪の里。この雰囲気、結構好きです。(F) 小川町の中心部から、いつものように暮れ行く夕日の眺め。堂平山と笠山の間に沈む夕日は、比企の里の代表的な風景。今日も一日よく遊びました。(A)
登谷山周辺の山里を巡るコースは、思った以上によかったです。なんか随分遠くに来たような風景を楽しむことができたし、紅葉の美しさはなかなか捨てがたいものがありました。次回桜の咲く頃も良さそうです。ただし標高を落とさずに、山里を巡るのは道がわかり難いため、難しいかもしれません。GPSの使用がお勧め。