燧ケ岳・尾瀬沼(その1)
先週の3連休も雨、今週末も雨らしい。いつもはとっくに消えている、秋雨前線がいまだに日本の上空にどっかり。まったくこれも地球温暖化のせいか?
いくら今年の秋は遅れ気味とはいえ、これでは紅葉を逃してしまう。2日続いた晴天、すかさず有給とって、尾瀬の燧ケ岳を目指した。
福島県南会津郡檜枝岐村 2005年10月13日
尾瀬沼

標高1657m、東西2Km、南北1.2km。尾瀬ヶ原と並んで尾瀬の代表的景勝地。約8000年前に燧ケ岳から流れた土塊によってせき止められてできた湖。その澄んだ水と、燧ケ岳を湖面に映す美しい景観で、多くのハイカーで賑わっている。
ルートは福島側の沼山峠からが最も近く人出も多い。大清水からは片道2-3時間ほどかかる。

参考コースタイム
大清水(6:00)-一之瀬休息所(7:00)-三平下(8:00-8:20)-沼尻(9:00-9:15)-俎ぐら(11:15-11:30)-柴アグラ(11:45-12:50)-俎グラ(13:10)-浅湖湿原(15:00)-三平下(15:45-16:00)-一之瀬休息所(17:00)-大清水(17:50)

尾瀬沼に着くと、幸運にも湖面に霧が発生していた。逆光で霧がひかり、黄葉とあいまって、思わず息を呑む。
朝6時、大清水の駐車場を出発。6時でもまだ薄暗い。随分日が短くなった。 ここから尾瀬沼までは、林道と比較的緩い山道。今日の行程の長さを考えると、一刻も早く通り抜けたいところ。
急いでいるとはいえ、朝日を浴びて黄金色に光る森を見ては、立ち止まってシャッターを切らずにはいられない。今年初めての黄葉した葉っぱに、少し興奮気味。
三平峠の少し手前から、荷鞍山方面を望む。ここからの紅葉は全山紅く染まって素晴しい。結局今日はこのあたりの紅葉が一番素晴しかった。 湖畔にたたずむ尾瀬沼山荘。まだ朝も早いことなので、人影もまばら。
日陰には霜や霜柱も。尾瀬ももうすぐ白い季節。 真っ赤に熟していたナナカマドが、彩を添える。
尾瀬沼山荘から少し湖畔を西に進むと、さえぎるものもなく燧ケ岳の展望が開ける。穏やかな尾瀬沼の湖面が、まるで鏡のように燧ケ岳を映し出す。ワイド画面をクリックすると大きな画像を表示します。
湖水の温度より、水面が冷えるためにできる湖面の霧。朝日を浴びて光輝く。 小沼湿原の向こうに燧ケ岳。
平日とはいえ、沼尻休息所にはたくさんの人が、思い思いに時間を過ごしていました。簡単にゼリーでエネルギーを補給して、いよいよ燧ケ岳の登り。燧ケ岳の登り口から振り返ると、草紅葉がオレンジ色に輝いている。
沼尻から尾瀬沼 燧ケ岳の登りは、結構急だが、先月登った中ノ岳(越後三山)の登りに比べたら、楽なもの。
しばらくは樹林が続くが、展望が開けると眼下には尾瀬沼が広がる。遠くには鬼怒沼山や日光白根山が高くそびえている。 標高2000mあたりでは、すでに紅葉も色あせていた。急登のため敬遠するのか、数人の登山者とすれ違ったのみ。もっとも休日は相当混むんでしょうけど。
長英新道と合流点からは、随分と賑やかになった。俎ぐら(まないたぐら)の頂は随分賑やかそうだ。

やっと俎ぐら(2345m)山頂に到達。ここから望む隣の柴安ぐら(2356m)は、10mほど標高が高い。少し休んでから、柴安ぐらに向かう。

燧ケ岳までの距離はともかく、尾瀬沼からの標高差もさほどないことから、たいしたことはないと思っていたんですが、これが大誤算。標高2000mから、心拍数が異常に高くなってしまった。筋肉疲労はたいしたことないようだが、いつもの高度障害の始まりらしい。山頂に着く頃には完全にノックダウン。ゼリーでエネルギー補給しようと飲んだら、さらに吐き気までも。いつもながらまったく情けない。
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