沼田市から猿ヶ京温泉にかけては、利根川や赤谷川にそって、典型的な河岸段丘が広がっている。国道や鉄道は川に沿って一番低いところを通っており、交通も盛んだが、河岸段丘の上部は、いまだ昔の面影をとどめた、懐かしい風景が広がる。そんな地域を自転車でのんびりポタリングしようと、前々からの計画を実行した。2週連続で上越国境を徘徊していれば、紅葉の時期もドンピシャ、すばらしい紅葉だ。あまりに素敵な風景に出会えるので、写真を撮ったり、寄り道したり計画どうりに行程が稼げない。当初水上に抜ける計画は達成できなかったが、こんなのんびりポタリングも楽しいもので、それはそれで満足の一日でした。
沼田市・月夜野町・新治村
今回は、利根川・赤谷川に沿った、河岸段丘の上を主に自転車で巡ってみた。この一帯の河岸段丘は有名で、特に沼田市は、駅のある新市街と沼田城があった旧市街の標高差が100m以上あるという、なんとも不思議な町である。 高速道路以外の国道や鉄道などの主要交通機関は、この河岸段丘の最も低い川沿いにあり、したがって標高の低い一帯が開発が進んでいると言える。 そのぶん河岸段丘の上部は、地元の人以外はあまり訪れることもなく、比較的昔ながらの農村の風景が色濃く残っている。特に新治村の巧みの里は有名だが、それ以外の地域でも、巧みの里ほどではないにしろ、谷川岳連峰の眺望とあいまって、なかなか風情ある景観が広がっている。
最終目的地の川古温泉付近の風景。おそらく今が一番美しい紅葉の時期だろう。少し西に傾いた日差しを浴びて、まさに紅葉が光輝いていた。
このあたりからは、谷川岳が良く見えます。ここはスキーの帰りなどに使う、裏道で雪の季節は谷川岳が白く輝き、絶好のビューポイント。