黒檜山(赤城山)
天気予報でそろそろ入梅を告げている。今年はまだ子供と一緒に山登りをしていないので、長女の夏山のトレーニングをかねて、ちょっと黒檜山まで。この山は通称赤城山の最高峰(1827m)で、一応日本百名山のひとつということになる。赤城山の大沼や小沼周辺には、何度も訪れているが、峰の山頂に登るのは、今回が初めて。昨年秋も子供たちと一緒に、花見ヶ原から登ろうとして、時間切れで断念。今はつつじがあでやかな時期で、人手が多く予想されるから、今回も花見ヶ原から山頂をめざす。天気が今ひとつで、展望には恵まれなかったが、美しい新緑と、つつじの朱色が美しい、静かな山旅だった。
2003年6月7日 群馬県黒保根村
黒檜山

標高1827m
上州の100名山のひとつ、赤城山は、黒檜山、駒ケ岳、地蔵岳、鈴ヶ岳などの峰々からなる。黒檜山はそれらの中でもっとも高い山。
赤城山のカルデラ湖、大沼側から登るのが一般的だが、反対側の花見ヶ原からも、よく整備された登山道がある。この時期は、赤城山のツツジを目当てにたくさんの登山客が訪れるので、花見ヶ原から登ったほうが、静かな山旅を味わえる。こちら側にも森の中にツツジが咲き乱れており、この時期最高の山歩きを楽しめる。

この時期の楽しみは、なんといっても新緑とつつじ。シラカバやミズナラの新緑が、つつじの朱色を引き立てる。赤城山といったら、白いシラカバと朱色のレンゲツツジが定番だ。
花見ヶ原のツツジ園。花の盛りは少し過ぎていたが、それでもたくさんのツツジが迎えてくれた。 いよいよ森の中へと入っていく。今回は展望がまったくきかないので、森を楽しむしかない。

標高1500mくらいからは、ミズナラやシラカバの巨木の美しい森になる。

葉の緑が美しい。
中間で一度だけ休憩。標高差は600mあまりだが、傾斜が緩やかなので、散歩気分で山頂までたどり着ける。ゆっくり歩いて2時間あまり。ちなみに今回は2時間20分ほどで山頂へ。

登山道の下部はレンゲツツジ、上部はミツバツツジが美しかった。

山頂に近づくにつれて、霧が濃くなってきた。霧の森もなかなか幻想的で良いもんだ。 木の根元も新緑でいっぱい。
森の中にミツバツツジが点在している。霧の中にボーと薄紫の花が浮かんでいるようで、なかなか美しい。 山頂はたくさんの人で賑わっていたが、ほとんど大沼から登ってきた人たち。結局上りは山頂付近まで、他の登山者に会わない、静かなものだった。静かな道が好みなら、絶対こちらだろう。
この後下りで、娘がおなかが痛いと訴え、少しうろたえた。結局食後にすぐ運動したための、腹痛で下りる途中に直ったが、子供の体調不良のとき、どう行動するかが悩みの種になりそうだ。いざというときに退避できる山小屋やエスケープ方法等、ルート選びも慎重にしなければならない。